リアライン･スプリントは、足首の固定に用いる簡易装具です。
特に足関節の底屈運動（つま先立ちをする時のように足首を伸ばす動き）を確実に制動することを目的としています。
底屈位による患部の損傷拡大を防ぐため、足関節背屈保持ができるようにするために使用されます。
急性足関節捻挫の発生から、底屈を安全に実施できる時期までの患部保護と底屈制動を簡単に行いたい方。
リアライン・スプリントは特にスポーツ現場の指導者様や整形外科クリニックの従事者様へおすすめいたします。
戻る①保護・安静：足首の底屈を制限しなければならない場合に、リアライン・スプリントを足関節に固定します。
②挙上：使用者をあお向けに寝かせ、足関節をイスなどに乗せて足関節を地面から 50cm 程度高い位置に保ちます。
③アイシング：氷を入れた氷嚢またはビニール袋を足関節にあてて弾性包帯などで固定します。このとき、弾性包帯は本器具の上から巻く場合があります。
④圧迫：アイシングを行う際には、くるぶしの周辺を氷で圧迫するようにします。
リアライン･スプリントは足関節の底屈運動を制動し、背屈運動を制動しません。
捻挫急性期の応急処置において、足を確実にサポートすることができます。
なお、本製品は医療器具ではありません。
疾患の治療に使用する場合は、必ず医師の指示･指導を仰ぐようにしてください。
Q.スプリントを装着した状態で歩くことはできますか？
A.リアライン・スプリントは支えて固定するための器具です。体重をかけると破損するためそのようなご使用はお控えください。
Q.サイズ展開が限られていますが、スプリントのサイズ選びはどのようにすれば良いですか？
A.以下の適応範囲を参考にお選びください。
・Sサイズ → 23.5cm以下
・Mサイズ → 24.0～27.0cm
あくまで上記の範囲内でのご使用を推奨しておりますが、歩行を目的としておりませんので、範囲を超える足サイズでもご使用いただける場合がございます。
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