産後の猫背が気になる方へ。家でできるケアとおすすめのサポートアイテム

産後は、抱っこや授乳などで前かがみの姿勢が続くことが多く、その影響で猫背になりやすい時期です。

姿勢の崩れは見た目だけでなく、日常生活にも影響を及ぼすことがあります。

今回は、産後の姿勢崩れが気になる方に向けて、自宅でできるケア方法と、サポートアイテムをご紹介します。

なぜ産後に猫背が気になるのか？

出産後は、赤ちゃんの抱っこや授乳によって前かがみの姿勢が長時間続くことが多くなります。

この状態が続くと、胸の筋肉が緊張し、背中の筋肉が十分に使われにくくなります。

また、妊娠・出産を経たことで骨盤周囲のバランスが変化するため、姿勢全体が不安定になりやすいのです。

猫背が気になるときは、以下のような簡単なストレッチを取り入れてみてください。

1. 胸まわりのストレッチ
壁の角に立ち、両手を壁につけた状態でゆっくりと体を前に倒します。胸の前側が伸びているのを感じたら、そのまま20秒キープ。無理のない範囲で行いましょう。

2. 背中のストレッチ
四つん這いになり、背中を丸めて天井に向かって押し上げるようにします。その後、背中をゆっくり反らせて床に沈める動きを繰り返します。呼吸を止めずに10回ほど行ってください。

3. 肩まわりのストレッチ
立ったまま片方の腕を横に伸ばし、もう一方の手で肘を軽く引きます。肩まわりがじんわり伸びるのを感じながら、左右交互に行います。

セルフストレッチは大切ですが、毎日の育児の中で十分なケアを継続するのは難しいと感じる方も多いかもしれません。そんな時は、姿勢ケアを補助するアイテムを活用するのも一つの方法です。

たとえば、「リューティ・ロール」は、骨盤や背骨のアライメントを整える運動をサポートするために設計されたエクササイズツールです。

コンパクトな筒状の形状で、床に置いてその上で体を動かすだけ。

動かしにくくなった筋肉にアプローチすることで、ストレッチやエクササイズの習慣を無理なく取り入れられます。

姿勢の変化はすぐに元に戻るものではありません。

だからこそ、無理なく続けられるストレッチやアイテムを活用することがポイントです。まずは簡単なケアから始めてみましょう。

この機会に、手軽に始められる姿勢ケアを取り入れてみませんか？